株をやっていると絶対にさけて通れないのが「移動平均」ですね。
移動平均線とはとても簡単なものですが、テクニカル分析を行う上で一番重要なものです。
仕組みは、直近の株価を平均した値を求め、それを折れ線で結んだものになります。
計算式は簡単で、以下のようなかたちになります。
P1+P2+...Pn
単純移動平均 = ─────────
n
P : 平均される価格
N : トレーダーが選択する日数
さて、ではどういった性質があるかをみていきましょう。
◆トレンドを表す
株式投資をしていく上で必ず、トレンドを見ることが重要になります。上昇トレンドなのか下降トレンドなのか?といった感じですね。
その際に株価の動きを追っていたり、トレンドラインを引いたりすればわかるのですが、もっと簡単にトレンドがわかるのが移動平均線ですね。
各証券会社の提供するチャート、その他無料チャートなどに必ず移動平均線があらわせるようになっていますから、トレンドを確認するときは移動平均線をみるのがとても便利です。
◆株価の後を追うように動く
移動平均線は、株価の後を追うように動く性質があります。
大体ですが、平均をとっている期間の半分ぐらい遅れた動きをします。25日間の移動平均ならば12〜13日間ぐらい後を追うような感じでしょうか。
なので、直近の動きの判断にしようするというよりは前述したようにトレンドを確認するとか大きな動きを捉えるのに役立ちますよ。
◆移動平均線と株価の位置関係
移動平均線は株価から遅れて動きますので、株価が上昇トレンドにある時は移動平均線は株価の下にあり、下落トレンドの時には移動平均線は株価の上にあります。
さて、この乖離率ですが、買い時、売り時の判断としてとても重要になります。
移動平均線から20%離れてるから買い(もしくは売り)とか、そういう使い方ですね。
詳細はシステムトレーディングの項目で扱いますので、ぜひ参照してみてください。
◆移動平均線の計算期間はどれくらいが適当か
移動平均線を描くにはある期間の株価を平均しますが、期間の取り方は自由です。
なので、自由に決めていいのですが、世間一般的な見方は大体決まっています。
チャートソフトで移動平均線を描こうとした場合、決められた日数で計算されていることが多く、自分で日数してい出来る方が少ないですよね。
それは、大体決まっているからなのです。世間一般的に・・・
では一般的にはどの期間がつかわれてるのかといいいますと、下記の日数が使われることが多いいですね。
日足 : 10日、25日、75日、200日
週足 : 13週、26週
◆指数移動平均(EMA:Exponential Moving Average)
単純移動平均よりもトレンドを追うのにすぐれた分析方法として、指数移動平均(EMA)があります。
特徴としては直近のデータにより大きな比重をおくので、単純移動平均より早く動きます。また、古いデータが計算から外れても大きく変化しないように出来ています(直近に比重を高くおいているので)。
では計算式をみてみましょう。
EMA = Ptod × K + EMAyest × (1−K)
2
K = ─────
N+1
N = トレーダーが選択する日数
Ptod = 今日の価格
EMAyest = 前日のEMA
なんか難しそうに見えますよね(--\)
でも、よくみると簡単で、10日間を選択したら、K=0.18になりますよね?
つまり、今日の価格の18%を平均に算入させて、のこり82%は過去のデータを使うということになるのです。
□実際にみてみよう
では実際にチャートを自分の目でみてみましょう。
あなたがよく使っているチャートで確認してみてくださいね。
証券会社でもいいし、無料チャートでもいいかとおもいます。
すぐにみてみたい、みたことがない!というかたは無料チャートの代表である、Yahooファイナンスのチャートで確認してみましょう。
◆ひとこと
移動平均なんてとおもってしまいがちですが、これほどパワフルなツールはありません。
細かいテクニカルなことを覚えるよりも、まずは移動平均とチャートの形状に精通するほうが、勝てる投資家になる近道だとおもいます。
なので必死にチャートとにらめっこしてくださいね。
そして、移動平均線ありきなことをわすれずに!